第6回「些細な嫌」も認めてあげよう!
2020.10.02 / 2020.10.02
前回の、日常できる自分を大切にするトレーニングは実践していただけましたか?
これは決めた日だけではなく、ぜひ毎日の習慣として行ってくださいね!
少なくとも、半年〜1年は続けないと変わらないので、習慣になるまで続けてくださいね!
さて、では「自分を大切にする」の次のステージ。
対人関係の中でもいつも通り「自分を大切に」を実践しましょう。
ここからは少し勇気が必要になりますよ。
対人関係の中では、
・嫌なことは嫌と言う
・相手の為にと、やりたくもない事をやらない
・相手の反応で自分の意見を変えない
・相手のペースやタイミングに合わせない
・苦手、できない事を引き受けない
・やろうと思えばできるけど、やりたくない事は勇気を出してお願いする
これは一部なのでまだまだ他にもたくさんありますが、
【嫌なことは嫌と言う】
これが一番難しくもあり、一番効果が出やすいです。
今回は【嫌なことは嫌と言うレッスン】をしていきましょう
嫌なことと言うと、
意地悪をされるとか、
明らかに理不尽な事を言われるとか、
その辺りをイメージされた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ここで言う「嫌なこと」はもっと広い意味、浅い意味での嫌なこと。
自分を大切にできていない人は、この嫌なことの許容ラインが広すぎるんです。
これ以上やったら倒れるというところまでをOKラインにしてしまいがちなんですね。
なのでそのラインをグググッと押し広げて、
今までなら我慢していたこと、少し頑張ればできてしまっていたことも「嫌なこと」と認識します。
言い方を変えるとワガママ、自己中心的に見えるかもしれません。
でも、それでいいんです。
ワガママなんて思われたくない!
自己中心的なんていけない!
そう感じた方は、ぜひなぜそう感じるのか、自分に聞いてみてください。
きっと
・だってそんなことしたら嫌われる
・だってそんな事しちゃダメって教えられてきた
・だってそんなの認められない(誰に?)
などいろんな価値観が浮き彫りになったと思います。
まずはそれをぜーんぶOKにしてあげること。
それが自分を大切にする事の第一歩です。
ここでポイント!
ぜーんぶOKというのは、
そんなことしたら嫌われる→嫌われない
ではなく、
そんなことしたら嫌われる→嫌われてもいい!何があっても私だけは味方でいる!と覚悟を決めることですよ。
嫌われてもいい!と本気で思えた人は
なぜか嫌われないという法則があるんです。
(もしくは嫌われてもダメージを受けない)
さぁ、あなたの「嫌なこと」はなんですか?
ちなみに私が手放した嫌なことは
・思ってないのに「いいですね〜」と話を合わせてしまうこと
・大して行きたくないのに誘われたら「行きたいです!」と言ってしまうこと
・面白くない話で愛想笑いしたり相槌を打って聞いているフリをすること
・何食べたい?と言われて「なんでもいいよ」と答えないこと
(行きたいところやしたいことも)
・相手より先に率先してお店の予約したり地図を確認して待ち合わせ場所を決めること
などなど、、こんなレベルの事です。
別に大して嫌!!という程のことでもありません。
だけど、まずはここから。
このレベルなら、きっとあなたにもいくつか思いつくんじゃないでしょうか?
ポイントは、
これくらいの「本当はやりたいわけじゃないんだけどな…」という心の声も、
ちゃんとキャッチして認めてあげるという事です。
明日からぜひ、やってみてくださいね!